こんにちは! 香織です。今回ご紹介したいのはゼラニウム精油の効能です。
ゼラニウムは葉からバラのような香りがただよう奇跡のような植物です。ローズ精油は高価で手が出にくいのですが、ゼラニウムは比較的求めやすい価格なので、アロマテラピーを愛する私たちにはとてもありがたい精油です。初心者向けの精油なので、扱いも難しくなく、気軽に使用できます。
ではこの魅力的な精油について詳しくご紹介いたします?
ゼラニウム基本データ
植物名 |
ニオイゼラニウム Geranium |
和名 |
ニオイテンジクアオイ、シロバナニオイテンジクアオイ |
学名 |
Pelargonium graveolens Pelargonium odoratissimum Pelargonium asperum |
科名 |
フウロソウ科 |
種類 |
多年草 |
おもな産地 |
イタリア、レユニオン島(フランス領)、エジプト |
抽出部位 |
葉 |
抽出方法 |
水蒸気蒸留法 |
成分の一例 |
シトロネロール、ゲラニオール(特徴成分)、リナロール、メントン |
ノート |
ミドル |
相性の良い精油 |
かんきつ系(オレンジスイート、グレープフルーツ) フローラル系(ラベンダー) |
価格 スポンサーリンク |
5mlで1,200~1,500円 |
ゼラニウムは、19世紀の初めに香料生産のために南フランスのグラース地方で栽培が始まりました。現在でも香水などの香料として広く利用されています。
ゼラニウムと呼ばれる植物は多く、ゼラニウム属か、精油が製造されるペラルゴニウム属に分類されます。産地によって少しずつ香りが違うようです。現在の主産地はエジプトやレユニオン島です。
バラに似た香りがするのは、ゲラニオールやシトロネロールなど、ローズと同じ芳香成分が多く含まれているためです。
注意事項: 妊娠初期の使用は避けましょう。
敏感肌の人は皮膚刺激を起こすこともあるので、低濃度で使用しましょう。
効能
○こころへ
成分の1つであるゲラニオールには、抗不安、抗うつ作用があります。嗅覚から直接大脳辺縁系に作用することで、ホルモンの分泌や自律神経を調整して、不安や憂うつな気分を鎮め、心のバランスを取り戻してくれます。ストレス性の不調に有効です。
ゼラニウムには、女性特有の不調も和らげてくれる作用があることが知られていますが、ストレスを和らげてくれる作用があるためと考えられています。
○からだへ
ホルモンの働きを調整し、月経前症候群(PMS)や月経痛、月経不順などの女性特有の症状をやわらげてくれるほか、体内の余分な水分を排出して、むくみを解消します。
○肌へ
皮脂のバランスを整えて、乾燥肌と油性肌、両方に効果があるため、スキンケアによく用いられます。湿疹ややけどの炎症もやわらげます。
おススメの使用方法
芳香浴
女性特有の不調を緩和してくれるローズマリーは、芳香浴が最も適しています。
生理前や生理中のイライラ、生理痛などがある時に、アロマランプやアロマディフューザーなどに、ローズマリー精油1~3滴を落し、部屋に香りを漂わせます。
ローズのような優雅な香りが心をリラックスさせてくれます。さらに、脳に直接刺激を与え、自律神経を整えてくれて、身体の内部から不調を和らげてくれます。
お部屋の臭い消しソルト
天然塩100gをボウルに入れて、ゼラニウム精油4滴、グレープフルーツ精油3滴、ペパーミント精油3滴を加えてよく混ぜます。もし、ドライフラワーやドライハーブなどがあれば、香り付け、色付けのために混ぜるといいでしょう。見た目が華やかになります。
皿に盛って部屋の隅などに置きます。余ったら、ビンに入れて保存します。1か月以内に使い切りましょう。
まとめ
生理予定日にゼラニウム精油の香りをかぐと、確実に生理が来ると力説している友人がいます。半信半疑でしたが、ゼラニウムには、脳に直接作用して、ホルモンのバランスを整える効能があることが今回よくわかりました♪友人の言っていることは正しかったようです。
ゼラニウムはスキンケアにも優れていますが、残念ながら私は、ゼラニウム精油を希釈して肌に使用した際、しびれのような症状が出てしまい、それ以降は芳香浴でのみの使用に留めています。ゼラニウムに限らず、精油の肌刺激に関しては、反応は人それぞれだと思いますので、皆さんも使用する際は、事前にパッチテストしたほうが、安心かもしれません。
ゼラニウムの香りは、優雅で本当に奇跡的な香りだと思います。是非日常的に上手く取り入れて、楽しんでくださいね♪
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |