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こんにちは! 香織です。今回ご紹介したいのはネロリ精油の効能です。

ネロリは、ビターオレンジの花からわずかしか採れない貴重な精油。

その香りは、かんきつの甘酸っぱさと、優雅なフローラルの香りが合わさった感じで、なんともいえない心地よさがあります。

 

私は、ラベンダーの次に、このネロリの香りが好きです。毎日使っても飽きの来ない香りなので、本当ならば毎晩ネロリ精油の芳香浴をして眠りたいくらいなのですが、なにぶん高価なので、練香を作って細々と楽しんでいます(⌒∇⌒)

 

ネロリは、効能も優れているので、順番にご紹介していきますね♪

ネロリ基本データ

植物名 ビターオレンジ Neroli
和名 ダイダイ
学名 Citrus aurantium
科名 ミカン科
種類 高木
おもな産地 フランス、モロッコ、チュニジア、イタリア
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
成分の一例 リナロール、酢酸リナリル、リモネン、ネロール、ネロリドール(特徴成分)、ゲラニオール
ノート ミドル
相性の良い精油 オリエンタル系(イランイラン、サンダルウッド)

かんきつ系(オレンジスイート、ベルガモット)

価格 5mlで7,500~20,000円

 

ネロリの名前は、17世紀イタリア・ネロラ公国の公妃、アンナ・マリアが好んで用いたことに由来していると言われています。皮手袋や入浴、便箋などの香り付けに使ったそうです。

また、ネロリの芳香蒸留水は、17世紀から18世紀にかけて、香水や化粧水として人気を博しました。

現在でもオレンジフラワーウォーターと呼ばれ、化粧水などに使われています。

 

注意事項: 車の運転時や集中したい時の使用は避けましょう。

 

効能

 

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こころへ

「天然の精神安定剤」と呼ばれるほど、さまざまな精神的トラブルと、それに伴う身体的な不調の緩和に効果があります。

成分のネロリドールには、弱いエストロゲン様作用があり、女性ホルモンと似た働きを持ちます。

月経や更年期にまつわる諸症状(イライラや気分の浮き沈みなど)を緩和してくれます。

ちなみに、クラリセージやスターアニスにもエストロゲン様作用があります。

 

からだへ

ストレス性の胃痛や便秘、下痢などの症状を緩和してくれます。

エストロゲン様作用により、生理前や生理中の下腹部痛や頭痛、月経不順、更年期障害などの緩和に効果があります。

血液の流れを良くし、循環を改善する効果があります。

交感神経を鎮静する働きがあります。

 

肌へ

細胞の成長を促し、弾力のある肌に蘇らせてくれます。

シミやシワ、たるみを予防するアンチエイジング効果があります。

妊娠線の予防にも効果的です。

 

おススメの使用方法

 ネロリのフェイシャルスチームでアンチエイジング!

肌のはりを取り戻し、シワ、たるみを予防するネロリのフェイシャルスチームで、アンチエイジングを目指しましょう。

洗面器に熱湯を入れ、ネロリ精油1滴をたらします。頭からバスタオルをかぶり、立ち上る湯気に顔を当てましょう。目をつぶって、5分程湯気に当たります。

フェイシャルスチーム後は、顔を軽くふき、化粧水などで保湿しましょう。

 

贅沢!ネロリの練香

ネロリの香りをいつでも手軽に楽しめる練香を作りましょう。

ビーカーにミツロウ5gとスイートアーモンドオイル15mlを入れ、湯せんで溶かします。

ミツロウが溶けたら、クリーム容器に移して、竹串で混ぜながら冷まします。

粗熱が取れてきたら、ネロリ精油5滴を加え、さらに混ぜます。そのまま冷まして固まるのを待ちます。

手首や耳の後ろ、唇など、好きなところに塗って、楽しみましょう。

1か月以内に使い切りましょう。

 

まとめ

ネロリは、「天然の精神安定剤」と呼ばれるほど優れた鎮静効果があるほか、女性ホルモンと同じ作用を持つ成分を含んでいたり、アンチエイジング効果もあるなど、本当に優れた精油であることが分かりました。

 

特に女性にとっては、とても役に立つ精油ですね!

沢山の花からわずかしか採れない精油なので、とても高価なのが辛いところです…それでも、使いたい人が多いので、希釈して薄めた状態にして、求めやすい値段で販売しているアロマショップもあります。

また、ネロリウォーター(ネロリの芳香蒸留水。オレンジフラワーウォーターともいう)は、比較的求めやすい値段でネロリの香りを楽しむことができます。

 

色々工夫して、是非ネロリを普段の生活に取り入れ、心豊かな時間を過ごしたいですね♪



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【注意事項】

アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。

アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。

※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。

※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。

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