こんにちは! 香織です。今回ご紹介したいのはマジョラム精油の効能です。
マジョラムにはいくつか種類がありますが、精油でマジョラムと言えば、マジョラムスイート(スイートマージョラム)を指します。
実は、このマジョラムは、私がアロマテラピーに興味を持つきっかけとなった精油です。
数年前に、沖縄の宮古島に行った時、少し贅沢して、東急リゾートのエステを体験したのですが、その際セラピストさんからおススメしてもらったのが、マジョラム精油でした。私のからだが、夏にも関わらず、冷たかったので、身体を温めてくれる作用を持つマジョラム精油を紹介してくれたようです。実際、マジョラムとマンダリン精油をブレンドしたマッサージオイルで、マッサージしてもらった後は、身体がポカポカして気持ちよく、とても感動しました。それまでは、あまりアロマテラピーに関心はなかったのですが、精油の力を初めて目の当たりにし、その魅力のとりことなってしまったのでした。
そんなマジョラムには他にも色々な効能がありますので、順番に紹介していきますね♪
マジョラム基本データ
植物名 | スイートマージョラム Sweet Marjoram |
和名 | マヨラナ |
学名 | Origanum majorana |
科名 | シソ科 |
種類 | 低木 |
おもな産地 | モロッコ、エジプト、チュニジア、コモロ |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
成分の一例 | テルピネン-4-オール、サビネン、p-シメン、γ-テルピネン |
ノート | ミドル |
相性の良い精油 | かんきつ系(ベルガモット、マンダリン)
スパイス系(ジンジャー) |
価格 | 5mlで1,000~2,700円 |
マジョラムは種類が豊富で、古くから薬草として広く使われていました。古代ギリシャ人は、筋肉が痙攣した時や、消毒したい時に、この薬草を使用したといわれています。
現在では、ドライハーブとして、嗅ぎタバコ、パスタ料理、ソーセージ作りにも使用されています。
注意事項: 妊娠中の使用には注意しましょう。
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効能
○こころへ
鎮静作用があり、自律神経を整え、心を穏やかにしてくれます。
不眠にも有効なので、寝る前に使用すると効果的です。
○からだへ
成分のひとつp-シメンには、筋肉や腱の鎮痛効果があり、筋肉痛の緩和に有効です。
また、γ-テルピネンには、うっ滞除去や静脈強壮効果があり、リンパや血液の巡りをよくし、身体を温める効能があります。肩こりや背中の痛み、腰痛、月経痛などに有効です。
抗菌、抗ウイルス作用も高いので、風邪やインフルエンザ予防などに効果が期待できます。
消化器系のトラブルにも効果が確認されています。胃痛、鼓腸(腸にガスがたまる)、便秘などの緩和に有効です。
○肌へ
かつて、マジョラムは、頭ジラミ除去に使われていた薬草で、精油にも同じ効果が確認されています。
抗炎症作用があるので、傷跡の回復に効果が期待できます。
おススメの使用方法
安眠効果抜群!全身浴
「今夜はぐっすり眠りたい」という日は、マジョラムバスソルトを使った全身浴をおススメします!
天然塩50gにマジョラムとサンダルウッド各精油を2滴ずつ加えて、よく混ぜます。半分くらいの量を、お湯を張ったバスタブに入れて、よく混ぜます。寝る前に、ゆっくりと入浴して、心身共に温まりましょう!マジョラムとサンダルウッドのリラックス効果と、マジョラムの温め効果で、全身がゆったりとほぐれて、きっと安眠できるでしょう。
あまったバスソルトはビンに入れて保管し、1か月以内に使い切りましょう。
むくみ解消のためのマッサージオイル
寝る前に、マジョラム精油を使ったマッサージオイルでふくらはぎをマッサージして、1日の足の疲れを吹き飛ばしましょう!
スイートアーモンドオイル30mlにマジョラム、サイプレス、ジュニパーベリーの各精油を1滴ずつと、ラベンダー精油2滴を加えてよく混ぜ合わせれば、マッサージオイルのできあがり。お風呂上りに、マッサージオイルを手に取り、足をマッサージします。
マジョラム、サイプレス、ジュニパーベリーは、むくみを取ってくれる最強ラインナップなので、効果抜群です!グレープフルーツもおススメですが、夜寝る前はマジョラムを使用する方がいいでしょう。ラベンダーとマジョラムの効果で、心身共にリラックスし、一日の疲れがほぐれます。残りはガラスのビンに入れて保管し、1か月以内に使用しましょう。
まとめ
マジョラムは、香りも穏やかで、心身ともに温め、リラックスさせてくれる、優しい精油です。華やかな感じではないので、あまり目立ちませんが、アロマ界では、優れた精油として、欠かせない存在です。冒頭でもご紹介した通り、アロマテラピーに興味を持つきっかけとなった精油なので、私自身特に思い入れがあります。
日常のアロマ生活では、「おススメの使用方法」でもご紹介した通り、夜寝る前に入浴やマッサージなどで使用すると、安眠効果やリラックス効果、身体を温めてくれる効果、むくみ解消効果などが期待でき、とても使える精油です。みなさんも、是非日々の生活に取り入れることをおススメします?
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |