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こんにちは!香織です。

今回はアロマテラピーと動物の関係についてご紹介します。

 

アロマテラピーの魅力を知ると、大好きなペットと一緒にアロマテラピーを楽しみたい!と思う方も多いようです(*´ω`*)

 

でも、動物は嗅覚が鋭く、体も人間より小さいものが多いので、ちょっと難しそう…

 

そもそも、動物にアロマテラピーをほどこしても大丈夫???

 

そんな疑問にお答すべく、動物にアロマテラピーを行いたいと思った時の3つの注意点をまとめてみました(^▽^)/

 

 

アロマテラピーの力

 

注意点をご紹介する前に、アロマテラピーの力について触れたいと思います。

 

実は、動物にとっても人間にとっても精油は「毒物」「薬物」と同じレベルの対外異物。

様々な薬理作用を持ち、動物や人間に、良くも悪くも大きな影響をもたらします。

 

アロマテラピーは、植物からの恵みのオイル(精油)を人間にとっていかに安全で快適に使うことができるか?という命題を、長年の研究で解き明かしてきた、知識と努力の結晶でもあります。

 

なんの知識もないままアロマテラピーを行うと、気分が悪くなったり、肌の調子が悪くなったり、様々な不調をもたらしてしまいます。

そのため、アロマテラピーを行う際は、きちんとした知識が必要なのです。

 

アロマテラピーの発展の陰には、動物実験は欠かせないものでした。

マウスなどの被検体に及ぼす作用により、それぞれの精油の効能などが解き明かされてきました。

つまり、動物も人間と同じく、精油の作用を受けることは間違いありません。

しかし、長い目で見て、動物にとってそれが良い作用であるかどうかは別。

本当に、動物にとってアロマテラピーが有効かどうかは、現在研究段階の状況です。

 

そのため、日本では、動物にアロマテラピーをほどこさないほうがいいという意見は根強くあります。

素人が動物に行うのはなおさらのこと。

 

でも、最近は「日本メディカルアロマセラピー動物臨床獣医部会」や「日本アニマルアロマセラピー協会」などで、動物(主に犬)にアロマセラピーを行うための知識を習得できる講習が設定されています。

真剣にペットとアロマテラピーを楽しみたいと考えている方は、このような講習を受けると安心して楽しむことができるでしょう(^▽^)/

 

日本メディカルアロマセラピー動物臨床獣医部会 公式サイト

http://www.jmaacv.com/

 

日本アニマルアロマセラピー協会 公式サイト

http://www.animalaromatherapy.jp/

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以上のようなことをふまえつつ、3つの注意点を見ていきましょう(^▽^)/

 

 

注意点その1 動物は乳幼児と同じと心得る

 

動物は、人間と別の感受性を持つため、精油を使って、直接肌をマッサージするようなアロマテラピーは極力避けた方がいいとされています。

 

人間の乳幼児にも、できるだけ精油の使用は避けた方がいいとされ、もし使用するのであれば、3歳未満は芳香浴のみ、3歳~12歳以下は大人の使用量の10分の1程度からはじめ、多くても2分の1程度を限度とすることが推奨されています(参考 日本アロマ環境協会: http://www.aromakankyo.or.jp/faq/aroma/

 

動物は人間の乳幼児(3歳前後)と同じと考え、まだきちんとアニマルアロマセラピーの勉強をしてないうちは、芳香浴までにとどめておいた方が良いでしょう。

 

ただし、猫やウサギ、フェレット、鳥がいる空間は、芳香浴をはじめとした精油の使用は絶対に避けましょう!

その理由については次の項でご紹介します。

 

 

注意点その2 猫には絶対ダメ!

 

猫には、嗅覚などから体内に取り入れられた精油成分を代謝・解毒するための酵素が備わっていないため、精油が体内に入った場合、中毒を起こしてしまいます。

 

人間や犬には、肝臓で精油成分を代謝・解毒するための酵素を作る遺伝子が備わっているのですが、猫にはその遺伝子がないのです。

 

そのため、ほんの数滴の精油で死に至ってしまった例もあるそうです。

ウサギ、フェレット、鳥も猫と同様、その遺伝子が備わっていません。

これらの動物がいる環境では、全体にアロマテラピーを行わないようにしましょう!!!

芳香浴も危険ですので、絶対に避けましょう!!!!!

 

中毒を起こした時の症状として、

よだれを垂れ流す

ふらつきなどの運動失調

などが見られるそうです。

 

万が一、精油を使っている環境の中で、ペットにこのような症状が出たら速やかに獣医さんを受診しましょう。

 

 

注意点その3 人間と嗅覚が全く違うことを認識する

 

猫、ウサギ、フェレット、鳥などが絶対ダメとなると、身近な動物の中では犬が人間と共にアロマテラピーを楽しむことができる可能性を秘めたペットとなります。

 

犬は、人間の100万倍以上の嗅覚を持つとされ、ニオイに非常に敏感な動物。

体内に及ぼす薬理作用も、人間と違ってくる場合もあるので、その危険性を十分認識して、きちんと勉強したうえで、一緒にアロマテラピーを楽しむことが必要です。

 

最初にご紹介した通り、ワンちゃんとアロマテラピーを楽しむための講習は多く存在します。

興味がある方は、是非勉強して、ペットとの充実した時間をお過ごしください(^▽^)/

 

 

まとめ

 

アロマテラピーは動物にも効く?動物にアロマテラピーを行いたいと思った時の3つの注意点

 

アロマテラピーの力

注意点その1 動物は乳幼児と同じと心得る

注意点その2 猫には絶対ダメ!

注意点その3 人間と嗅覚が全く違うことを認識する

 

 

実は、私自身は、自分がアロマテラピーを安全に楽しむことに精一杯。

ペットと一緒に楽しみたいという域にはまだ入っていません。

 

それ以前に、うちのペットは猫なので、絶対にアロマテラピーをする部屋には近づけないよう心がけています(;^_^A

 

猫は、体臭もほとんどないので、消臭する必要はないのですが、ワンちゃんは体臭が結構あるので、消臭のために精油を薄めたスプレーを使用したいという方もいると思います。

ワンちゃんに直接スプレーするのは危険ですが、お部屋の空間にサイプレスやティーツリーなどの消臭作用がある精油をごくうすく希釈したものをスプレーすると効果的です。

 

人間にも香害が問題になっている昨今、ペットにはより注意してあげましょうね!



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【注意事項】

アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。

アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。

※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。

※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。

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