こんにちは! 香織です。
今回はアトピー性皮膚炎に効くアロマオイルを厳選して7つご紹介します。
アトピー性皮膚炎に苦しんでいる方は多いと思います。
私の友達もその一人。
治療薬のステロイド剤は欠かせないと言います。
ステロイド剤は優れたアトピー治療薬ですが、それだけでは、かゆみなどの症状が治まらないこともあるそうで、他のことで気を紛らわせつつ上手にアトピーと付き合っています。
別の友人は、ステロイド剤が体に合わなかったため、アロマの力で症状緩和させているといいます。
アトピー性皮膚炎はアレルギー反応により引き起こされます。
アトピーの症状緩和には、抗アレルギー作用、抗炎症作用、殺菌作用、止痒作用(かゆみをおさえる)をもつアロマオイルを使用するのが効果的です。
それでは、アトピー性皮膚炎に効くアロマオイルをご紹介していきましょう!
ラベンダー
優れた殺菌作用、抗炎症作用によりかゆみを鎮める効果があります。
また、優れたリラックス効果により、アトピーへのストレスを穏やかにしてくれます。
ラベンダーは刺激が少なく、肌に優しいので、敏感なアトピーの方でも安心して使用できます。
【使用例】
お風呂上りに。優しいラベンダーローション
ビーカーにラベンダーウォーター(ラベンダー芳香蒸留水)25mlを入れ、カロフィラム油5ml、ラベンダー精油6滴を加え、よく混ぜます。保存容器に移したら出来上がり。
ラベンダーウォーターとカロフィラム油は、アロマショップに必ず置いてあります。ラベンダーウォーターは、ラベンダー精油と同様、肌に優しく、安心して使用できます。カロフィラム油には免疫調整の働きがあります。カロフィラム油の入手が難しければ、ホホバオイルやツバキ油、カレンデュラ油でも代用できます。
ティーツリー
アロマオイル随一と言われる強力な殺菌作用、抗炎症作用が特長。
皮膚刺激を起こすこともあるので使用の際には注意しましょう。
【使用例】
効果大!ティーツリー軟膏
アトピーの友人おススメ!ティーツリー軟膏です。
ワセリン(またはホホバオイル)50gに、ティーツリー精油5滴、ラベンダー精油3滴、カモミールローマン1滴、カモミールジャーマン1滴を加え、よくなじませます。
1日数回、患部に塗布します。
乾燥が強い時はワセリン、炎症が強い時はホホバオイルが効果的です。
しばらく様子を見て、症状がひどくならなそうでしたら、各精油の量を少しずつ増やしていき、自分の適量を見つけていくことがオススメ。
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また、重度アトピーの方には、上記のレシピにブラックスプルーマとパインの精油を1滴ずつ加えると、さらに抗炎症効果が増すので、おススメです。
カモミールジャーマン
優れた抗炎症作用、抗アレルギー作用、止痒作用があります。
赤ちゃんの皮膚トラブルにも使用される優しい使い心地です。
沢山の花から少ししか抽出できない精油であるため、お値段が高めです。
【使用例】
かゆみを和らげてくれるトリートメントオイル
ビーカーにツバキ油30ml(ホホバオイルでも可)を入れ、カモミールジャーマン精油1滴、ティーツリー精油2滴を加えてよく混ぜます。
良質なツバキ油にはかゆみを抑える作用があります。
寝る前に、患部を優しくマッサージするように塗っていきましょう。カモミールジャーマンの香りで心もリラックス。安眠効果も期待できます。
カモミールジャーマン精油
カモミールローマン
優れた抗炎症作用、止痒作用があります。
カモミールジャーマンと同様、お値段が高めです。
【使用例】
カモミールローマンの全身浴で心も体もリラックス!
ぬるめのお湯をバスタブにはり、カモミールローマン精油2~3滴を加え、よく混ぜます。痒みを和らげる効果が期待できるほか、優れたリラックス効果により、安眠効果が期待できます。
パイン
ヨーロッパアカマツ、オウシュウアカマツとも呼ばれています。
森林浴をしているような爽やかな樹木の香りで、抗炎症作用に優れています。
ステロイド様作用があるといわれています。
皮膚刺激を感じることもあるので、使用の際は注意しましょう。
【使用例】
森林浴気分が味わえるパインの芳香浴
アロマディフューザーにパイン精油を1~3滴たらし、スイッチを入れます。
アロマ成分が空気中に拡散するアロマディフューザーを使用することで、ゆるやかに肌へ成分が浸透し、抗炎症効果が期待できます。森林浴をしているかのように心も体もリラックスできます。
ブラックスプルース
カナダや北アメリカ、アラスカ原産のマツ科の木。
ステロイド様作用があると言われており、抗炎症作用や止痒作用に優れています。
フランスでは、アトピーの痒みの抑制剤として、広く使われています。
【使用例】
中度~重度の方のための軟膏
ティーツリーの項でご紹介した軟膏に、ブラックスプルース精油を1滴加えます。
中度~重度のアトピーの方向けの高い効果が期待できる軟膏となります。
ローズウッド
ローズのような香り。優れた殺菌効果があります。
【使用例】
優雅な香りのローション
ラベンダーウォーター30mlにローズウッド精油3~6滴を加えよく混ぜます。保存容器に移したら出来上がり。
抗炎症作用、殺菌作用、リラックス作用が高いローションで、お風呂上りに優雅なひとときを(^▽^)/
まとめ
アトピー性皮膚炎に効く!アロマオイル7選
カモミールジャーマン精油
アロマオイルを肌に使用する際に注意しなければならないことがいくつかあります。
それは、良質な天然100%のアロマオイルを使用すること、必ずパッチテストをすること、原液では使用せず必ず希釈することです。
特にアトピー性皮膚炎の方は、肌が敏感になっていますので、パッチテストは必ず行いましょう。
そして、問題ないようでしたら、最初はアロマオイルの割合が5%を超えないように調整します。
しばらく使用してみて、症状が治まるようでしたらそのまま継続して使用します。
もし、あまり効果が感じられないようでしたら、配合する精油の量を少しだけ増やし、ご自身の適量を見つけましょう。
アトピーの友人によると、人によって感受性が違うので、「必ずこれが効く!」というレシピは示せないそうです。
是非、自分で少しずつ試していき、あなたに合ったレシピを見つけてくださいね♪
ただし、精油の使い過ぎは禁物。ましてや原液では絶対使用しないでください。
万が一、症状が悪化してしまったら、速やかに使用を中止し、医療機関を受診してください。
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |