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こんにちは! 香織です。

今回ご紹介したいのはクローブ精油の効能です。クローブはハーブとして、肉料理やカレー、スープ、ソースなどによく利用されます。インドなどで使用されるミックススパイス「ガラムマサラ」にも配合されています。日本では、丁子(ちょうじ)と呼ばれ、お香の原料としても使われています。

そんなクローブから抽出される精油は、メジャーではありませんが、上級者向けの優れた効能があります。どのような効能があるのか、詳しくご紹介していきます?

クローブ基本データ

植物

クローブ clove

チョウジ

Sysygium aromaticum

フトモモ科

常緑高木

おもな産地

スリランカ、マダガスカル、モルッカ諸島(インドネシア)

抽出部位

花蕾

抽出方法

水蒸気蒸留法

成分の一例

オイゲノール(特徴成分)、酢酸オイゲノール、β-カリオフィレン、オリオフィレンオキサイド

ノー

ベース

相性の良い

フローラル系(イランイラン、ローズ)

かんきつ系(オレンジスイート)

5ml8001,500

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スパイスとしても使用されるクローブのつぼみ。その形が釘に似ていることから、フランス語で釘を意味する「clou」が語源と言われています。

注意事項:

妊娠中や授乳中の使用は避けましょう。

高濃度で使用すると皮膚刺激がありますので、必ず薄めに希釈して、敏感肌の方は特に注意して使用してください。

香りが強いので使用量には注意しましょう。

効能

○こころへ

気持ちがふさいだり、無気力な時に心に刺激を与え、明るい気分にします。

記憶力を強化するので、ローズマリーなど同じ効能がある精油とブレンドして使用すると効果的です。

○からだへ

消化器系に働きかけ、腸内ガスを排出させます。

特徴成分であるオイノゲールには、強力な抗菌、消毒、鎮痛作用があります。古くから伝染病の感染防止に使われたり、歯の痛みの緩和などに使用されてきました。

○肌へ

殺菌効果により、皮膚のただれなどを改善しますが、刺激が強いので、専門家の指導のもと使用することをお勧めします。マッサージ用としては向きません。

おススメの使用方法

集中力を高める芳香浴

アロマポットや熱いお湯を入れたマグカップに、クローブ精油とローズマリー精油を各1滴ずつたらします。スパイシーですっきりとした香りが直接脳を刺激して、集中力を高めてくれます。どちらの精油も刺激が強いため、あまり長時間嗅ぎすぎると気分が悪くなることもあるので、定期的に換気しましょう。

かぜやインフルエンザの予防のために

かぜやインフルエンザの予防のためには、アロマディヒューザーによる芳香浴がおすすめです。精油を温めて揮発させるのではなく、殺菌作用がある有効成分そのままを拡散してくれるためです。温めると香りも若干変化しますが、アロマディフューザーであれば香りも変わることなく楽しむことができます。繰り返しになりますが、クローブは刺激が強いので、長時間の使用は避けましょう。また、拡散した精油が床やテーブルなどに残留することがありますので、使用後は、念のため周りの床やテーブルをウェットティッシュなどで拭き取りましょう。

まとめ



クローブには、オイノゲールという特徴成分による、殺菌、消毒、鎮痛効果があることが分かりました。その優れた効果から、薬品として、歯痛などの痛み止めや麻酔薬、殺虫剤、虫よけなどにも使用されているそうです。個人的に使用する際は、刺激が強いことを肝に銘じ、低濃度で、少量ずつ使用されることをおすすめします。

ここで豆知識をひとつ?ドライハーブとしてのクローブはポプリやニオイ袋として活用できます。シナモンスティック1本をあらく砕き、クローブ5個と混ぜ合わせて、お茶パックに詰め、布の巾着などに入れましょう。たんすの中に入れれば防虫効果も期待できます。香りが薄くなったら、サンダルウッドの精油を落すと、また別の香りが楽しめますよ♪

クローブ



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【注意事項】

アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。

アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。

※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。

※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。

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