レモングラス精油の効能-甘めのレモンのような香り

こんにちは!　香織です。今回ご紹介したいのはレモングラス精油の効能です。

レモングラスは、レモンのような香りが特徴。香り付けにタイ料理のグリーンカレーやトムヤムクンなどに入っているイメージが強いですが、精油としての効能も優れています。

嗅いだ後、鼻の奥に香りがしばらく残る感じは、シトロネラやティーツリーによく似ています。その感覚、実は苦手です(^-^;。どれも共通するのは、虫よけ効果があるということ。私はつくづく、虫レベルの人間なのだと思います（苦笑）

それでは、レモングラスの効能について見ていきましょう!

レモングラス基本データ

植物名	レモングラス　Lemongrass
和名	レモンソウ、レモンガヤ
学名	西インド型：Cymbopogon citratus 東インド型：Cymbopogon flexuosus
科名	イネ科
種類	多年草
おもな産地	西インド型：マダガスカル、コモロ、グァテマラ東インド型：インド、ネパール
抽出部位	葉
抽出方法	水蒸気蒸留法
成分の一例	西インド型：シトラール（特徴成分）、ミルセン、メチルヘプテノン東インド型：シトラール（特徴成分）、ミルセン、メチルへプテノン、ネロール、ゲラニオール
ノート	トップ
相性の良い精油	ハーブ（ペパーミント、ローズマリー）フローラル系（ゼラニウム、ラベンダー）
価格	5mlで600～2,000円

東南アジアでは、乾燥させたレモングラスを料理の香り付けで使用します。レモングラスのハーブティーは、ガスを排出すると言われており、食後に飲むのがいいそうです。

インドでは、昔から解熱や感染症に効果があると考えられ、薬草として使用されました。

近年では、香りがレモンに似ているので、化粧水・香水・石鹸・洗剤の香料として使用されています。

レモングラスには西インド型と東インド型があり、成分が若干違います。特徴成分であるシトラールは、東インド型の方が多く含まれています。品質は、西インド型の方が良いとされています。香りは、シトラールが多い東インド産の方が、レモンの香りが強く、西インド産はレモン感は弱くさわやかな香りになります。効能はほとんど変わりません。

注意事項: 肌を刺激することがあるので、敏感肌への使用は注意しましょう。

　　　　　妊娠中の使用は避けましょう。

　　　　　酸化が早いので、開封後はできれば3～6か月以内に使い切りましょう。

効能

○こころへ

レモンに似た香りに疲労回復効果があり、気分転換に役立ちます。特に、長距離ドライブの時には、眠気覚ましとして有効で、「ドライバー精油」と呼ばれるほどです。

また、ストレス解消や緊張感を和らげる効能もあります。

○からだへ

血行促進作用・鎮痛作用を持ち、筋肉痛・肩こりの緩和、むくみの解消などに有効です。

○肌へ

殺菌作用が高く、デオドラント効果が期待できます。

収れん作用を持ち、肌をひきしめてくれます。

ペットのノミ対策にも有効です。

刺激が強いため、肌に使用する際は、必ずパッチテストを行って、問題なければ、使用しましょう。

おススメの使用方法

筋肉痛や肩こりに効く!トリートメントオイル

ビーカーにホホバオイル25mlを入れ、レモングラス精油3滴、ローズマリー精油2滴を加え良くかき混ぜます。ガラス瓶に移し、1か月以内に使い切りましょう。

使用する時は、容器をよく振り、オイルを気になる箇所にマッサージしながら塗ります。レモングラスは刺激が強いので、事前にパッチテストを行っておくと安心です。

気になる洋服の臭いに!消臭スプレー

ファブリーズなど、布用消臭剤のような効果がある消臭スプレーを作りましょう!

ビーカーに無水エタノール5mlを入れ、レモングラス精油5滴、ベルガモット精油3滴、サイプレス精油2滴を加えてよく混ぜます。さらに精製水45mlを加え、よく混ぜ合わせます。ガラス製スプレー容器に移し、使用前によく振って、ニオイの気になる服にスプレーします。シミになることがあるので、注意して使用しましょう。1か月以内に使い切るようにしましょう。

ペットののみ・ダニ対策スプレー