こんにちは! 香織です。今回はアロマテラピーでよく登場するキャリアオイルについてご紹介します!
アロマテラピーは、みなさんご存知の通り、天然成分が凝縮された精油を使用します。
精油は、成分が濃縮されているため、肌に直接使用すると刺激が強く、炎症や肌荒れを起こす可能性があります。そのため、キャリアオイルで希釈する必要があるのです。
そんなアロマテラピーに欠かせないキャリアオイルについて、詳しくご紹介いたします♪
キャリアオイルとは?
キャリアオイルとは、精油を希釈するための植物油のことをいいます。
アロマテラピーで使用される材料の中で、最も精油となじみやすく、肌に使いやすいのが植物油です。
「精油を体内に運ぶ」という意味から「キャリアオイル」と呼ばれています。
キャリアオイルは、抽出される植物によって、成分や性質、効果が違います。
最も使いやすいのは、ホホバオイル。肌への浸透性がよく、どんな肌質にも使用できます。
また、スイートアーモンドオイルも、さらっとしていますが、栄養が豊富。
初心者に使いやすいキャリアオイルです。
キャリアオイルの種類
それでは、代表的なキャリアオイル11種類をご紹介します!
アプリコットカーネルオイル
アプリコットの種子から搾油したオイル。
ビタミン、ミネラルを豊富に含みます。
浸透性が高く、疲れた肌の回復を助けます。
手触りは、サラサラ。どんな肌質にも合います。
特に老化が気になる肌や乾燥肌、敏感肌の方に向いています。↓
オリーブオイル
食用としても人気があるオリーブオイル。
キャリアオイルとしても使用できます。
ビタミンA、D、Eを含み、皮膚への浸透がいいので、疲れた肌の回復を助け、うるおいを与えてくれます。
乾燥肌を柔らかく保ち、炎症やかゆみを抑えてくれ、妊娠線の予防にも効果があります。酸化しにくいのも特徴です。
カレンデュラオイル
カレンデュラから搾油したものではなく、ひまわり油などの植物油に、カレンデュラのオレンジの花を漬け込んだオイルです。
傷ついた皮膚や粘液の修復を助け、保護してくれる働きがあるため、敏感肌への使用に向いています。↓
グレープシードオイル
ワインを製造したあとに残るブドウの種を原料としたオイル。
スポンサーリンク香りがほとんどなく、軽い使い心地です。リノール酸が主成分。
ビタミンEを豊富に含んでいます。肌への刺激が少ないので、脂性肌や敏感肌に向いています。
肌の老化を防いでくれる効果もあります。↓
ココナッツオイル
ココヤシの実からとれるオイル。
使用感がとても軽く、髪に適度な油分を補給してくれるので、ヘアケアに適しています。
また、日焼けを促進し、紫外線は通さないため、サンオイルとしても使用されます
。肌への刺激が強いので、使う前には必ずパッチテストを行うことをおすすめします。
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スイートアーモンドオイル
アーモンドの種子から搾油されたオイル。
サロンなどでもっともよく使用されているオイルです。
オレイン酸、ビタミンA、B群、ビタミンEなど栄養が豊富。肌をやわらかくする効果があります。
保湿効果も高く、乾燥によるかゆみや炎症を抑えてくれます。
比較的低価格で入手しやすいのも魅力。↓
セサミオイル
ゴマの種子を、生のまま搾油したオイル。
インドのアーユルヴェーダで使用されます。
ビタミンやミネラルを豊富に含み、新陳代謝を促すので、マッサージオイルに適しています。
食用のゴマ油は焙煎してから圧搾されるので、アロマテラピーには向いていません。
セントジョンズワートオイル
セントジョンズワート(西洋オトギリ草)から搾油したものではなく、他の植物油に、セントジョンズワートの黄色い花を漬け込んだ抽出油です。
鎮痛作用に優れ、からだの老廃物を除去する効果があり、マッサージに使用されます。
また、収れん作用をもつので、脂性肌に向いています。
椿油
椿の種子から搾油したオイル。
肌へのなじみがよく、紫外線防止効果があります。
椿油は日本で古くから使われていた油。
江戸時代では、女性の黒髪を美しく保つ油として使用されていました。
今でも、舞妓さんなどが日本髪を結う時などに使用します。
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ホホバオイル
ホホバの種子から採取される液体ワックス。
ほかのキャリアオイルは植物油ですが、ホホバオイルは厳密に言うとワックスです。
化学構造が人間の皮膚の成分と似ているため、軽いつけ心地ですが、肌をしっとりとさせてくれます。
脂性肌、乾燥肌などの肌質を問わず使用できるので、手作り化粧品の材料として、もっとも使用されています。↓
マカデミアナッツオイル
マカデミアナッツの実から搾油したオイル。
主成分はオレイン酸ですが、肌の老化防止に効果があるパルミトレイン酸を多く含みます。
このパルミトレイン酸は、人間の皮脂に最も近い成分で、肌への浸透性に優れています。
紫外線から肌を守る効果もあります。↓
おススメの使い方
マッサージオイル
マッサージオイルを作る時は、精油の希釈濃度を1%以下にします。例えば50mlのキャリアオイルには、10滴(5ml)の精油を加えると濃度が1%になります。敏感肌へは0.5%くらいだと安心して使用できます。
作り方は簡単。
ビーカーにお好みのキャリアオイル30mlを入れ、お好みの精油6滴を加えます(キャリアオイル、精油ともブレンドも可)。
ガラス棒でよくかき混ぜたら出来上がり。
遮光ビンに移し、1か月以内に使い切りましょう。
まとめ
今回はキャリアオイルについて詳しくご紹介しました。
本文でも触れましたが、ホホバオイルや、スイートアーモンドオイルは、使い心地がさらっとしていて、クセがないので、マッサージオイルとしてとても使いやすいです。
キャリアオイルはアロマテラピーでは欠かせない材料なので、この2種類だけでも手元にそろえておくと重宝します。値段も高くないので、おススメです!
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |