こんにちは! 香織です。今回ご紹介したいのはサンダルウッド精油の効能です。
サンダルウッドは「白檀(ビャクダン)」として有名です。
お香の原料などにも使われ、日本でも古くから親しまれています。白檀の香りを焚き染めた扇子でひと扇ぎすると、暑くてイライラしている時も、一瞬で心が穏やかになります。
かつてはインド産が主流でしたが、インド産のサンダルウッドは絶滅が危惧され、現在はオーストラリア産が主流になりつつあります。
それでは、サンダルウッドの効能についてご紹介します!
サンダルウッド基本データ
植物名 | サンダルウッド Sandalwood |
和名 | ビャクダン |
学名 | Santalum album(インドなど)
Santalum spicatum(オーストラリア) |
科名 | ビャクダン科 |
種類 | 高木 |
おもな産地 | インド、スリランカ、マレーシア、インドネシア、オーストラリア |
抽出部位 | 心材 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
成分の一例 | α-サンタロール(特徴成分)、β-サンタロール(特徴成分)、サンタレン、サンテノン、α-ビサボロール(オーストラリア産) |
ノート | ベース |
相性の良い精油 | 樹脂系(フランキンセンス)
フローラル系(ゼラニウム、ネロリ、ローズ) |
価格 | 5mlで3,000~12,000円 |
精油とし使用されるのは、樹齢60年ほどの成熟した木の中心付近の部分(心材)。
主要な部分はタンスなどを作る際に使われ、削り残りの心材が精油用に使われます。
インドのマイソール産のものが最上とされています。
インドでは、寺院や家具を作る際や、薫香として瞑想に利用されたりしていました。近年では、インドのサンダルウッドは絶滅が危惧され、精油用のみに使われています。
サンダルウッドは、時間とともに香りが成熟する数少ない精油です。
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注意事項: 妊娠初期の使用は避けましょう。
効能
○こころへ
深い鎮静作用があります。また催淫効果もあります。
○からだへ
優れた殺菌・消毒作用をもちます。
呼吸器系の不調や泌尿器科系の感染症に効果があります。
利尿作用があり、特に膀胱炎や尿道炎などに有効です。
血行を促進する効果があります。
○肌へ
肌を柔らかくして潤す効果があります。
皮脂のバランスを調整する作用があり、ニキビや脂性肌に有効です。
おススメの使用方法
血行促進クリーム
サンダルウッドの血行促進作用を利用したクリームで、冷えた手足をケアしましょう。
ビーカーにミツロウ3gとスイートアーモンドオイル20mlを入れ、湯せんで溶かします。
ミツロウが溶けたら湯せんからおろし、クリーム容器に移して竹串で混ぜながら冷まします。
ミツロウが固まり始めたところで、サンダルウッド精油3滴を加え、さらに混ぜた後、そのまま放置し、固まるのを待ちます。
冷えやすい手足の先、皮膚のかさついた部分にぬり、マッサージしましょう。サンダルウッドの鎮静効果で心がリラックスする作用も期待できます。
1か月以内に使い切りましょう。
シワ・たるみのケアに!サンダルウッドのフェイストリートメント
ビーカーにスイートアーモンドオイル20mlを入れ、サンダルウッドとフランキンセンス精油各1滴ずつを加え、よくまぜます。トリートメントオイルが出来上がりました。オイルを保存容器に移します。
使用前は、容器をよく振り、手のひらに取ってよくなじませます。顔のシワやたるみが気になる部分にゆっくりマッサージしながら塗り込んでいきましょう。
1か月以内に使い切りましょう。
まとめ
サンダルウッドは、深い鎮静効果があるのは有名ですが、泌尿器科の感染症や、アンチエイジングに効果があるというのは、あまり知られていません。
古くから、お香などで親しまれ、神聖なイメージが強いサンダルウッド(白檀)ですが、おもいっきり現世利益的な効果があるのは面白いですね(^▽^)
少し、使うのにハードルが高いイメージのサンダルウッドですが、普段の生活に取り入れられる要素満載なので、是非積極的に使っていきたいですね!
香りは高貴な感じですので、さりげなく香り漂わせると、周りの人の見る目も変わるかも?!
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |