こんにちは! 香織です。今回ご紹介したいのはブラックペッパー精油の効能です。
ブラックペッパーは毎日の料理に欠かせないスパイス。知らない人はいないと思います。スパイシーな香りは食欲をそそりますよね。
そんなスパイスの王様ブラックペッパーの精油は、刺激が強く中級者向けなので、私も馴染みが薄いです。これを機会に、詳しく調査してみましたので、順番にご紹介しますね?
ブラックペッパー基本データ
植物名 | ブラックペッパー Black pepper |
和名 | コショウ(胡椒) |
学名 | Piper nigrum |
科名 | コショウ科 |
種類 | 低木 |
おもな産地 | インド |
抽出部位 | 果実 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
成分の一例 | サピネン、リモネン、β-カリオフィレン、α-ピネン、ファルセネン |
ノート | ミドル |
相性の良い精油 | ハーブ系(マジョラムスウィート)
かんきつ系(レモン) |
価格 | 5mlで1,000~1,400円 |
香辛料としての歴史は古く、4,000年以上も前からインドや東南アジアで使用されていた記録が残っているそうです。紀元前13世紀に作られた古代エジプトのファラオ、ラムセス2世のミイラの鼻孔には、ブラックペッパーがつめられていたそうです。
中世ヨーロッパで金と同じ価値で扱われ、大航海時代の発端になったともいわれています。
注意事項: 皮膚刺激があるので、濃度を1%以下に希釈してしようすることをお勧めします。
乳幼児や敏感肌への使用は控えましょう。
妊娠初期の人への使用は避けましょう。
効能
○こころへ
精神的に弱っているときは、神経を強化して元気を与えてくれます。冷淡な気分のときは、こころを温めます。
○からだへ
スポンサーリンクサピネンのうっ滞除去作用、リモネンの血行促進作用により、リンパや血の巡りを良くして、筋肉痛や肩こり、むくみを解消します。
また、身体を温めてくれるので、風邪の諸症状を緩和してくれます。
消化促進作用により、食べ過ぎたときに有効です。
○肌へ
低濃度に希釈し、肌をマッサージすることで、血行が促進されます。しもやけの症状緩和に有効です。
皮膚刺激があるため、使用する際は、必ず低濃度(1%以下)に希釈しましょう。敏感肌への使用は避けましょう。
おススメの使用方法
肩こりに効く!温湿布
血管を拡張させる働きと、からだを温める働きのある温湿布で血行を促進しましょう!
熱めのお湯を洗面器にはり、ブラックペッパー精油とマジョラムスウィート精油を1滴ずつたらします。精油をすくうようにタオルを浸して固く絞り、適当な大きさに折って肩のこった部分に10分ほど当てます。
お湯の暖かさと、精油の作用で、次第にコリがほぐれるでしょう。マジョラムスウィート精油には体を温めてくれる作用があります。
しもやけの症状を抑えるマッサージ
スイートアーモンドオイル30mlに、ブラックペッパー精油1滴、マジョラムスウィート精油2滴、レモン2滴を加え、よくまぜます。手に取り、しもやけが気になる手または足の、指の付け根から指先に向かってやさしくさすります。スキーや雪かきの前後に有効です。あまったオイルは、遮光ビンに入れて、1か月以内に使い切りましょう。
※敏感肌への使用は避けてください。
脂肪燃焼マッサージ
スイートアーモンドオイル30mlに、ブラックペッパー精油1滴、グレープフルーツ精油1滴を加え、よくまぜます。手に取り、ふくらはぎやお腹まわりの気になるところをマッサージしましょう。ブラックペッパー精油はうっ滞除去作用があり、むくみ解消が期待できます。グレープフルーツ精油は交感神経を刺激して、脂肪の分解を促すため、脂肪燃焼効果が期待できます。
※敏感肌への使用は避けてください。
まとめ
ブラックペッパーは、刺激のある香りのイメージどおり、血行促進作用やうっ滞除去作用により、ダイエット効果があることがよくわかりました♪かんきつ系と相性がいいので、脂肪燃焼効果があるグレープフルーツ精油と併せて使用することで、より高い効果が期待できます。
何度もお伝えしていますが、皮膚刺激があるので、肌に使用する際は低濃度に希釈するように心がけてくださいね。
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |