こんにちは! アロマテラピー1級所持の香織が、悩める女性の諸症状に対応するアロマオイルを紹介していきます。
アロマテラピーは、精油(アロマオイル)を用いた自然療法で、心身の健康を維持し、病気を予防するために紀元前のギリシアやローマ時代から使われてきたものです。
日常生活で上手に取り入れれば、日々の生活がよりいっそう心豊かなものになります。
今回は「うつ病」に効果が期待できるアロマオイルを紹介します。
うつ病、その厄介な病気
うつ病は、過度なストレスから脳内の神経伝達物質の量が減ってしまうというのが大きな要因です。重い憂鬱な気持ちが晴れることなく、つらい症状が2-3ヶ月以上続いたらうつ病であることが疑われますので、早めに心療内科を受診しましょう。
しかし、そうなる前に、決して無理をせずに、環境を変えるなどの対処を行うが大切です。ですが、すぐに環境を変えられない時もあると思います。そんな時は、アロマテラピーで自分を労わってあげてください。もちろん、うつ病と診断された方にも、大きな効果が期待できます。
アロマテラピーは、自分が好きな香りを嗅ぐだけでも、脳に直接刺激がいき、自律神経を調整してくれる作用があるので、まずは自分が心地よいと感じる香りを探してみましょう。
そして、次に挙げるアロマオイルから好みのものを使って、実際にうつ症状を和らげていきましょう。
うつ病に効果が期待できるアロマオイル
①ラベンダー
紫の花で有名なラベンダー。やさしい独特な香り。神経を落ち着かせるアロマオイルの代表格です。精神のバランスを整えてくれます。
②ベルガモット
紅茶のアールグレーの香りづけに用いられることで有名です。柑橘系の中でも比較的まろやかな香り。自信を持たせてこころに活力を与えてくれます。
③イランイラン
濃厚なフローラルの香り。緊張をほぐしリラックスさせてくれます。
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④フランキンセンス
別名白檀。日本人に古くから愛されてきた気品高い香りです。こころを落ち着かせてくれます。
⑤ローズ
言わずと知れたバラの香り。神経の緊張とストレスをやわらげてくれます。
⑥ローマンカモミール
柔らかい落ち着いたフローラルの香り。寝る前に使用するととても効果的です。ストレスをやわらげてこころを穏やかにしてくれます。
⑦ネロリ
ビターオレンジの花から抽出された香り。柑橘とフローラルが融合された香りがこころを穏やかにして安眠を促してくれます。
私のおすすめは、①ラベンダー、⑥ローマンカモミール、⑦ネロリです。
ラベンダーは毎日寝る前に必ずアロマランプに垂らして香らせています。不思議と飽きない香りです。
ローマンカモミールは、こころを穏やかにしてくれるアロマオイルの王道です。カモミールティーを飲んでも同じ効果が期待できるので、毎晩母と一緒に飲んでいます。母はカモミールティーを飲むようになってから不眠が解消されたようです。
ネロリは、16世紀頃からヨーロッパ王侯貴族の間で皮手袋にその香りを染み込ませて楽しまれていたと言われています。ネロリの香りは、気品高くかつ清楚なイメージで、こころが落ち着きます。
ローマンカモミールとネロリは精油の中では比較的高価なので、まずはラベンダーから試してみてはいかがでしょうか?
うつ病に効果的なアロマオイル使用方法
①芳香浴
うつ症状が出ると、本当になにもやりたくなくなってしまうかと思いますので、何よりも簡単にアロマテラピーができる芳香浴をお勧めしたいと思います。一番簡単なのは、お湯を入れたマグカップに、好みのアロマオイル1-2滴垂らすだけの方法。すぐにお部屋に香りが広がります。また、お風呂に2-3滴垂らしてもいいですね。リラックスできる空間で、効果の相乗効果が期待できます。
②マッサージ
キャリアオイル50mlにアロマオイルを2-3滴混ぜ、アロママッサージオイルを作り、それを使って親しい人にマッサージしてもらうのも効果的です。自分でマッサージするだけでも効果はありますが、人にマッサージしてもらうと全身の力が抜けてより一層リラックス効果を期待できます。
うつ病に効果が期待できるアロマオイル7選!まとめ
アロマオイルにはリラックス効果が期待できるものが沢山あり、その中から7点を厳選して紹介しました。
アロマテラピーは医療機関や、福祉施設でも「メディカルアロマテラピー」として取り入れられています。特にうつ病などの心療内科系の病気には、リラックス効果が高いアロマテラピーがとても有効であると考えられます。是非、ご自分の好きな香りを探して、気軽にアロマテラピーを楽しんでください!
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |