こんにちは! 香織です。
今回は更年期障害の諸症状緩和に効くアロマオイルを厳選して5つご紹介します。
私の周りには更年期障害で苦しんでいる女性が結構います。急に気分が落ち込んだり、体がほてって汗が止まらなかったり、体がだるくて足を引きずるように歩いたり…本当につらいようです。
でも、病院に行くほどでもないし、ちょっと様子を見てみたい時は、アロマテラピーで症状を緩和させながら快適に過ごせるといいですよね!
アロマオイルには、女性ホルモンと似た作用を持つ精油や、ホルモン全般の分泌を調整してくれる作用を持つ精油があり、それらは更年期障害の諸症状緩和に有効です。
今回はその中でもリラックス効果も併せ持つ5つのオイルを厳選してご紹介します(^▽^)/
イランイラン
ホルモンバランスを整える作用があります。
また、優れた鎮静作用をもち、興奮した心拍を正常に戻し、血圧を下げてくれる効果があります。
催淫作用もあります。
【使用例】
いつもそばにイランイランの香りを ハンカチ芳香浴
外出先で、急に顔がほてって汗が止まらなくなった時は、イランイランの香りを含ませたハンカチを顔の前で扇ぎ、深呼吸をしましょう。次第に脈拍が下がり、落ち着きを取り戻すでしょう。
ハンカチはシミになってもよいものを選び、イランイラン精油1滴を染み込ませておきます。直接嗅ぐと気分が悪くなることがあるので、少し離したところで扇ぐといいでしょう。
クラリセージ
クラリセージに含まれるスクラレオールには、エストロゲン様作用があります。
エストロゲンは卵胞ホルモンと呼ばれる女性ホルモンのひとつ。更年期障害の諸症状緩和に有効です。
また、心を穏やかにしてくれる働きがあるので、更年期障害で心が不安定な時にも有効です。
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【使用例】
心が不安定で眠れない夜に…クラリセージの全身浴
鎮静効果に優れた香りのバスソルトを入れて、ゆっくりおふろに入りましょう。
38~40℃のお湯を張ったお風呂にバスソルトを入れてよくかき混ぜます。ゆっくりと入浴しながら深呼吸をしましょう。神経を鎮め、心地よい眠りに導いてくれます。
天然塩15gにクラリセージとラベンダー各精油2滴ずつを加え、よく混ぜます。リラックス効果抜群のバスソルトが出来上がりました(^▽^)
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ローズオットー
ホルモンバランス調整作用があり、更年期障害の諸症状緩和に有効です。
また、優れた鎮静作用や抗不安作用があり、不安定な心を前向きにしてくれます。
【使用例】
お部屋をローズの香りで埋め尽くしましょう!ローズの芳香浴
ローズオットーは、ただその香りを嗅ぐだけで、精神が安定し、前向きになれる魔法の精油です。シンプルにアロマランプでの芳香浴が一番効果を実感できるでしょう。
アロマランプにローズオットー精油1~3滴をたらし、スイッチを入れます。
お部屋にローズの香りが漂い始め、しばらくすると沈んでいた気持ちが前向きになっていることに気が付くでしょう。
ゼラニウム
ゼラニウムはローズに似た香りを持つ多年草。
ゼラニウムの成分には、ローズオットーと重なる部分が多くあります。
ローズと同様、ホルモン調整作用を持ち、更年期障害を緩和してくれます。
また、ローズと同様、抗不安作用に優れています。
【使用例】
ゼラニウムとラベンダーの半身浴
更年期障害によって心が不安定になってしまった時は、ホルモン調整作用があるゼラニウムの半身浴でリラックスしましょう。ラベンダーも加えることで、より深い鎮静効果が期待できます。
浴槽に、みぞおちまで浸かるくらいまでお湯を入れます。ゼラニウム精油3滴とラベンダー精油2滴を加え、よく混ぜてから、ゆっくりと入浴しましょう。
じわじわとからだも心も温まり、明るい気分がよみがえってくるでしょう。
サイプレス
サイプレスには弱いエストロゲン様作用があり、更年期障害の緩和に有効です。
香りは、スッキリとした森林の香り。
深呼吸しながら、サイプレスの香りをかぐと、まるで森林浴をしているような気分になり、深くリラックスできます。
【使用例】
寝る前にサイプレスのマッサージオイルでリラックス!
サイプレスには、むくみを解消してくれる作用もあります。同じくむくみを解消してくれる作用があるジュニパーベリー、深いリラックス効果があるラベンダーとブレンドして、マッサージオイルを作りましょう。
スイートアーモンドオイル30mlに、サイプレス精油3滴、ジュニパーベリー精油1滴、ラベンダー精油2滴を加え、よく混ぜます。保存容器に入れたら出来上がり。
寝る前に足などをマッサージしましょう。むくみ解消効果と、更年期障害の症状緩和効果、深いリラックス効果が期待できます。
まとめ
更年期障害の諸症状緩和に効く!アロマオイル5選
更年期障害は、閉経に近づくにつれ、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが急激に減少することにより、自律神経が混乱して乱れることが原因とされています。症状は人それぞれ。症状が出ないラッキーな人も中にはいるようです。
もし「更年期障害かも?!」と思い当たった時は、婦人科に行けば、血中のホルモン値などで、更年期障害かどうか分かります。漢方などのお薬を処方してくれたりもするので、辛い時はためらわずに、婦人科を受診しましょう。
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |