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こんにちは! 香織です。今回ご紹介したいのはパルマローザ精油の効能です。

パルマローザ、美しい名前ですね。その名の通り、ローズのような香りが特徴の精油です。ローズのような香りの精油でメジャーなのはゼラニウムですが、近年、パルマローザ精油も注目されています。

アロマテラピー検定では、パルマローザ精油についての学習はなかったので、実はパルマローザという精油の存在を今回初めて知りました(;^_^Aこの機会に、パルマローザについてしっかり調べたいと思います?

 

パルマローザ基本データ

植物

パルマローザ Palmarosa

インドゼラニウム

Cymbopogon martini

イネ科

多年草

おもな産地

インド

抽出部位

抽出方法

水蒸気蒸留法

成分の一例

ゲラニオール、酢酸ゲラニル、リナロール

ノー

トップ

相性の良い

フローラル系(イランイラン)

かんきつ系(マンダリン、レモン)

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5ml8001,800

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは重要な薬草として古くから利用されていました。ローズ精油と同じ成分、ゲラニオールや酢酸ゲラニルを含んでいることから、ローズに似た香りを持ちます。ローズの代用品として香水や化粧品の原料として使用されています。

 注意事項: 妊娠中の使用は避けましょう。

 

効能

○こころへ

主成分であるゲラニオールには抗不安、抗うつ作用があるため、イライラや不安定な心を鎮め、気持ちを明るくしてくれます。

疲れた心をリフレッシュさせてくれるでしょう。

 ○からだへ

抗菌作用があるため、風邪やインフルエンザの予防や、膀胱炎のケアに効果的です。

また、足湯で使用すると末梢神経の血流量が増加することが知られています。冷え性改善に効果的です。

 ○肌へ

収れん作用や皮膚弾力回復効果が高いため、スキンケアに最適です。

抗菌作用も高いので、水虫や皮膚感染症にも有効です。

防虫作用もあり、蚊などの害虫除けにもなります。

 

 おススメの使用方法

芳香浴

パルマローザのローズのような華やかな香りで、イライラした気持ち、不安な気持ちを鎮めましょう。ローズ精油は高価でなかなか手が出にくいですが、パルマローザは安価なので、気兼ねなく使えます。

アロマランプ、アロマディフューザーなどにパルマローザ精油を1~3滴たらします。抗菌作用もあるので、インフルエンザや風邪の予防にもなり、一石二鳥です♪

パルマローザの足湯で冷え性改善!

洗面器に熱めのお湯をはり、パルマローザ精油1滴とレモン精油1滴をたらします。パルマローザの冷え性改善効果で、足元からぽかぽかしてきます。

また、パルマローザとレモンには抗菌作用もあるので、デオドラント効果も期待できます。

強力蚊よけスプレー

虫が嫌がる香りでスプレーを作りましょう。

無水エタノール5mlにパルマローザ精油6滴、シトロネラ4滴と、精製水45mlを加え、よく混ぜます。パルマローザと同様シトロネラにも高い防虫作用があるので、虫よけとして優れたスプレーができあがります。ガラス製スプレー容器に入れて、網戸の外側にスプレーします。

肌にも使用できますが、シトロネラは皮膚刺激を起こすことがあるので、敏感肌や3歳以下の乳幼児には使用しないようにしましょう。

パルマローザ精油

まとめ

 

ゼラニウムの存在を知った時は、葉からローズの香りがする奇跡の植物だと感動したものです。そして、そんな奇跡の植物がもうひとつあることが分かり、とても驚きました。それがパルマローザ!ゼラニウムは、ホルモンバランスを整える作用があり、特に生理痛などの緩和に有効とされています。パルマローザは、抗不安作用や抗うつ作用、ならびに抗菌、抗ウイルス作用が高いことが分かっています。

似たような香りのゼラニウムとパルマローザですが、それぞれ別の作用をもつ精油として、状況に応じて、うまく使い分けができれば、自分の中のアロマテラピーの世界が更に深まりそうです?

パルマローザは、メジャーな精油ではないため、一般的なアロマショップではあまりみかけませんが、インターネットでは入手可能ですので、興味がある方は是非試してみてください(^▽^)/



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【注意事項】

アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。

アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。

※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。

※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。

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