こんにちは! 香織です。今回は認知症予防に効果があるアロマオイルを厳選して5つご紹介します!
アロマテラピーが認知症予防に有効とされる研究報告が、数年前にテレビで紹介され、話題になったことを覚えている方もいると思います。その後しばらく、アロマショップでは、紹介された精油の売り切れが続出し、入手できるのは2~3か月後、という現象が起こったほど!!
テレビで紹介されたのは、朝はローズマリーとレモンのブレンド、夜はラベンダーとオレンジスイートのブレンドの芳香浴を毎日続けると、認知症予防に効果があるというもの。
今回は、この2つの芳香浴について「ローズマリー」と「ラベンダー」の項でご紹介します(⌒∇⌒)
また、その他にも認知症予防に期待ができるオイルを3つご紹介します?
ローズマリー
ローズマリー精油は、嗅覚を通して、記憶を司る「海馬」をはじめとした大脳辺縁系に直接刺激を与え、脳を活性化させるはたらきがあることが、近年の研究で分かってきました。
そのため、認知症の予防に有効であるとされています。
記憶力や集中力のアップにも効果があります。
ローズマリーは脳を活性化して、眠れなくなることもあるため、なるべく午前中に使用しましょう。
また、嗅ぎすぎると、気分が悪くなることがありますので、適量を希釈するか、芳香浴で短時間楽しむようにしましょう。
【使用例】
朝に!ローズマリーとレモンの芳香浴
朝、交感神経を刺激することで、脳が活性化し、1日が充実したものとなります。
ローズマリーとレモンをブレンドした芳香浴で、元気な朝を迎えましょう。
アロマディフューザーにローズマリー精油2滴とレモン精油1滴をたらしてスイッチをつけます。刺激の強いローズマリーの香りを、レモンがフレッシュに和らげてくれます。レモン精油も脳を刺激して、集中力を高める効果があります。
研究では、午前9時から11時にこのブレンドを使用し、効果があったとのこと。毎日継続的に行うと、より効果があるそうです。
ラベンダー
ラベンダーは、ローズマリーとは逆で、副交感神経を優位にし、不眠やうつ症状を改善できる精油です。
朝はローズマリーで交感神経を刺激し、夜はラベンダーで副交感神経を優位にすることで、脳が休まり、ホルモンバランスをよい状態に保つことができます。それが、認知症予防にもつながります。
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【使用例】
夜に!ラベンダーとオレンジスイートの芳香浴
昼間、活性化した交感神経を、ラベンダーとオレンジスイートをブレンドした芳香浴で落ち着かせ、心地よい眠りを導きましょう。
アロマディフューザーにラベンダー精油2滴とオレンジスイート1滴をたらしスイッチをつけます。研究では、19時半から21時半にこのブレンドを使用することで効果みられたとのこと。朝のローズマリーとレモンのブレンドとセットで毎日継続することで、認知症予防の効果が期待できます。
ペパーミント
ペパーミントは、ローズマリーと同様、中枢神経を刺激するため、集中力が低下した時や、気分転換したい時に有効です。脳を刺激するため、認知症予防が期待できます。
【使用例】
ハンカチを使った芳香浴?
シミになってもかまわないハンカチにペパーミント精油1滴をたらします。
頭がボーッとする時などに、ハンカチをあおって、ペパーミントの香りを楽しみましょう。
脳が刺激され、認知症予防や集中力アップが期待できます。
ユーカリ
ユーカリも、ペパーミントやローズマリーと同様、中枢神経を刺激して、脳の血流を促して頭をスッキリさせるため、集中力アップなどに役立ちます。認知症予防も期待できます。
【使用例】
ユーカリ精油を使ってお掃除?
ユーカリには優れた殺菌作用があります。ユーカリ精油を混ぜた水で雑巾がけすることで、殺菌できるほか、ユーカリ精油自体の脳刺激効果をはじめ、お掃除で運動することによる脳刺激も期待できます。
バケツ1杯にユーカリ精油1滴が適量です。
ユズ
ユズは日本人に古くから愛されてきたかんきつで、私たちにとっては馴染み深い香り。
その香りを嗅ぐだけで、温かい懐かしい気持ちになります。
鎮静効果に優れ、睡眠の質を改善したり、不安を鎮めてくれたりします。
特に高齢者の方々には親しみがある香りなので、ユズ精油を使ったオイルで手をマッサージすることで、心をほぐしてくれる効果が期待できます。
また、手指が刺激されることで脳にも刺激がいき、認知症予防が期待できます。
【使用例】
ユズのトリートメントオイル
ホホバオイル10mlにユズ精油を2滴加えます。ユズのトリートメントオイルの出来上がり!
知り合いのセラピストさんによると、このオイルを使ったハンドマッサージは、介護の現場でとても好評だそうです(⌒∇⌒)
まとめ
認知症予防に効く!アロマオイル5選
私の父と、友人のお母さんは、テレビで認知症予防に効くアロマオイルが紹介された時に、すぐ飛びつきました。しかし、2週間程して、2人とも「もうローズマリーの香りは一生嗅ぎたくない」とのこと(;゚Д゚)
テレビでは、特にローズマリーに認知症予防効果があると紹介されていたようで、2人ともローズマリー精油の香りを、精油のビンから直接、毎日かいでいたそうです。しかも、朝だけではなく、四六時中(;’∀’)必死だったんでしょうね…
精油は原液で嗅ぐと気分が悪くなる可能性があるというのは、アロマテラピーの常識。
それを知らなかった2人はかわいそうな結果となってしまいました。
みなさんは、くれぐれも、精油を使用するときには、使用法にご注意下さいね!
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |