こんにちは! 香織です。今回は妊活に効くアロマオイルをご紹介します。
最近は少子化の影響もあり、結婚即妊娠という圧力にも似た期待をひしひしと感じる女性は少なくないと思います。
そもそも、5人に1人は未婚の時代。
晩婚化もすすみ、既婚女性に対する妊娠の期待は、否が応でも高まるのは理解できます。
でも、当事者としては、正直たまったものではありませんよね。
特に35歳以上になると「高齢出産」というリスクも付いて回ります。
避妊しないで、定期的な性生活を2年以上続けても妊娠しない場合は、「不妊」とされ、不妊治療の選択も迫られます。「コウノトリのごきげんにお任せしたい」などというのんびりしたセリフを言えるご時世ではなくなってしまいました。
すみません…妊活の話になると、過去に色々な経験があり(詳細については想像にお任せします(;^_^A)熱く語ってしまい…
とにかく、現代の女性は、妊娠へのプレッシャーが半端ないのが実情。
いまや、できちゃった婚は「さずかり婚」と言われるくらい、妊娠を望んでいる女性が多いのです。
でも、皮肉なことに、妊活でいちばん大切なのは、普段通りリラックスした規則正しい生活をして、自分をフラットに保つこと。
そして、アロマテラピーはそんなリラックスした環境づくりに最適なアイテムです。
その他にも、妊活に役立つ「ホルモンバランスを整える効果」や「催淫作用」を持つアロマオイルが多くあります。
今回は、妊活に役に立つアロマオイルを3つの目的別にご紹介していきます♪
リラックスした環境づくりに
優れたリラックス効果を持つアロマオイルは沢山あります。
その中でも、使いやすいアロマオイルをご紹介します。
もし、少しでも妊娠の兆候がある場合は、使用は中止しましょう。
日本のアロマ界では、安定期に入るまでは、アロマオイルの使用は避けたほうがいいとされています。
ラベンダー
万能精油といわれるほど、様々な効能を持つラベンダー。特に優れた鎮静効果には定評があります。
カモミールローマン
自律神経を安定させ、深いリラックス状態に誘ってくれます。特に不眠改善に効果があります。
ベルガモット
かんきつ系の元気になる香りと、鎮静効果を併せ持つ優れたアロマオイルです。
その力は、うつ病の治療に用いられることもあるほど。
光毒性があるので、使用後は日光を避けましょう。
ネロリ
「天然の精神安定剤」と呼ばれるほど優れた鎮静効果を持ちます。
精神的な緊張、不眠、パニックなどの心のトラブルを緩和する効果があります。
ローズウッド
ローズに似た優しい香りのアロマオイルです。
抗不安作用があり、心を不安から遠ざけ、穏やかに導いてくれます。
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【使用例】
ネロリとベルガモットのバスソルトでリラックスタイムを!
天然塩大さじ2~3にネロリ精油3滴、ベルガモット精油2滴を加え、よく混ぜます。バスソルトのできあがりです。
お風呂にぬるめのお湯を張り、バスソルトを入れ良くかき混ぜます。
ゆったりと浸かって、心穏やかな時間を過ごしましょう(^▽^)
ホルモンバランスを整えるために
アロマオイルには、女性ホルモンの1つであるエストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)を持つものがあります。
エストロゲンは、卵胞ホルモンとも呼ばれ、女性の体を妊娠しやすい状態にし、妊娠の準備を整えてくれるホルモン。妊娠には欠かせないホルモンです。
万が一、このエストロゲンと、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)がバランスよく分泌されていないと、妊娠が難しくなります。
基礎体温を毎日記録し、きちんと体温が高温期と低温期に二極化していれば、女性ホルモンが正常に分泌されている証拠。
もし、体温が乱れている場合は、ホルモン分泌に問題がある可能性があるので、速やかに婦人科を受診しましょう。
正常に体温が二極化している場合は、低温期(エストロゲンの分泌が優位になっている生理後から排卵前までの期間)に、エストロゲン様作用を持つアロマオイルを活用することで、体内のエストロゲンの働きを促進してくれることが期待できます。
妊娠中は、体内ホルモンのバランスを崩す可能性があるので使用は避けましょう。
少しでも妊娠の予兆があれば、使用を停止しましょう。
エストロゲン様作用を持つアロマオイルは次のとおり。
クラリセージ
成分のスクラレオールにエストロゲン様作用があります。
フェンネル
成分のt-アネトールにエストロゲン様作用があります。
スターアニス
成分のt-アネトールにエストロゲン様作用があります。
その他、アニス、セージ、ニアウリにもエストロゲン様作用があります。
【使用例】
クラリセージのマッサージオイルで下腹部をマッサージ!
スイートアーモンドオイル30mlにクラリセージ精油3滴とゼラニウム精油3滴を加え、よく混ぜます。保存容器に移したらマッサージオイルのできあがり。
寝る前に、下腹部や腰を丁寧にマッサージしましょう。足をマッサージして、血行を良くするのも効果的です。
ムードある雰囲気づくりに
妊活に重要なのは、排卵日やその前後に性交渉を行うこと。
基礎体温を毎日記録していると、だいたいの排卵日が分かるようになります。
最近は「排卵チェッカー」も販売されていますので、そのような便利アイテムを活用してもいいでしょう。
その日に、確実に行えるよう、雰囲気作りは大切ですよね。
アロマオイルには、催淫作用を持つものがあります。
イランイラン
優れた催淫作用で有名です。
インドネシアでは新婚カップルのベッドにイランイランの花を敷き詰める風習があるほど。
ジャスミン
気分を高揚させ、自信、エネルギー、幸福感をもたらしてくれます。
心的原因による性機能障害に有効です。
ローズオットー
その優雅な香りは、気分を高揚させるのと同時に優れた鎮静作用があります。
二人の気分を盛り上げるのにピッタリ。
【使用例】
ベッドルームをムーディーな雰囲気に イランイランの芳香浴
その日が来たら、ベッドルームにイランイランの香りをただよわせ、ムーディーな雰囲気を作りましょう。アロマライトにイランイラン精油を1~3滴たらし、スイッチを入れます。ライトの明かりとイランイランの甘いフローラルな香りで、甘い空間ができあがります。
まとめ
妊娠に向けて自分でできることは一通りやっても、なかなか妊娠できなかったりすると、本当につらいものです。
そんな時は、自分を追い詰めず、思い切って一度産婦人科にみてもらうことをおすすめします。
子宮筋腫などの病気が原因かもしれませんし、ただ単にタイミングの問題であるかもしれません。
とにかく、一歩前進することは間違いないです。
その後、不妊治療するかどうかは、夫婦2人の問題。
周りがとやかく言っても気にせず、絆を深める良い機会だと思い、2人でじっくりと話し合ってみてください。
あとは、本当にコウノトリのご機嫌におまかせするのみ。
実は排卵日に性交渉を行っても、妊娠する確率は、25~30代前半で約25~30%、30代後半で約18%、40代前半で5%といわれています。
妊娠は望めば当たり前にできるものと考えている幸せな方が多くいらっしゃいますが、本当は奇跡的な巡りあわせ、もはや神の領域なのです。
そして、子どもがいなくても、十分幸せに暮らしている方も沢山いらっしゃることも事実です。
もし、幸運にも妊娠の兆候があった場合は、アロマオイルの使用はすぐに中止しましょう。
妊娠初期はとてもデリケート。
アロマオイルの使用は、安定期に入るまでは使用しないようにしましょう。
そして、速やかに産婦人科を受診しましょう!
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【注意事項】 ※アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されている場合があるので注意しましょう。 ※アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。 ※お年寄りや既往症がある方は、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。 ※レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。 |